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日常におけるどうでもよい事象をろくでもない雑念を交え発信する。 面白いことなら無限にできるはずさ。

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ゆるピク

七月初旬。すがすがしい朝日に起こされる。寝苦しさも無く良い気候だ。

階段を降りて椅子に腰掛けるとリビングの扇風機が心地よい。首を振らぬ扇風機の前でふと居眠りをした。それが大きな過ちであった。
気がつくと少し体が冷えたようだった。急いで朝食をとり支度をして家を出た。
やや急ぎ足で定刻の小田急線に乗る。この列車を逃すと間に合わない。
新百合ヶ丘から急行に乗りかえ、万事予定通りのはずであった。

重大なインシデントが起こったのは登戸を過ぎたあたりであろうか。まずはエネルギーシステムの排出部のシグナルを検知する。
だがそこは混雑した電車内。何か出来る場所では無いのだ。終点新宿まで耐えるしかあるまい。
しかし、成城学園前にて事態は急変する。シグナルが異常を知らせてきたのである。


まずい、ゆるいぞ…

どうしてだ!悪いものでも食らったか!親父の汲んできた正体不明の水は口にしていないし、牛乳一気飲みだって記憶にないぞ。


しかし思い当たる節が一つだけ見つかってしまう。扇風機であった。腹を冷やしたのである。


あのとき、せめて首振りにしていれば…


いつからか腹が弱くなった。かつてストッパのCMを嘲笑って見ていたというのに。
すでに括約筋はピクピクと痙攣をしている。最近の報道風に言えば「かなり危険な状況」である。
悩んだ挙げ句決心する。背に腹は代えられぬ。現に腹は耐えられぬのだ。

下北沢

下に…きたか…
と言わんばかりに人をかき分け途中下車。既にこっちは終点だ。
焦るが故に一目散に階段を駆け上がる。馴染みのない乗換駅で、あがった先には井の頭線が走っていた。

しかし、無いのである。近くの駅員に訪ねると、ホームの端までいった先の改札の外だという。
腹に爆弾を抱えた私は一刻も早く危険物処理をせねばならい。
こんな時に限って判断を誤ってしまったのである。便がよい駅だというのに。

私は不審者のごとくホーム走った。遠回りしてようやくたどり着いた。そして


アヌステルダムは決壊した。南下してブリュッセル。


ほどなく安堵を得る。たしか入口に男女共用と書いてあったことを思い出して複雑な心境になる。和式にジーパンというものが、いかに不都合な組み合わせであるかと考えさせられた。
次に使われる方、多少の粗相は水に流していただきたいものである。


結局遅刻をして受けた小テストに弁明欄などなかった。運行のせいにはならぬということか。
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